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加速するテレビとインターネットの融合に向け、
ビットキャスト放送受信ブラウザ、『Bitcast Browser Ver.2.0』を発表


株式会社インフォシティ(渋谷区:代表取締役/岩浪 剛太)は、3月8日にパソコン上でのTV映像とインターネットコンテンツの融合、今後のデジタル放送時代での双方向サービスの実現に向けたものとしてビットキャストブラウザのVer.2.0を発表しました。

ビットキャストブラウザVer.2.0は、従来の販売形態と同様に受信ボードにバンドル され6月以降に各社より発売される予定です。Ver.1.0、Ver.1.5ユーザーへの アップ グレードサービスは、4月中旬以降に詳細告知の後、順次行う予定です。またバージ ョンアップに先行し、ビットキャスト搭載パソコン「ValueStar NX TVモデル」がNECより3月上旬に発売される予定です。


・拡張性を重視
ビットキャストブラウザVer.2.0は、Windows98に対応すると同時にインターフェースデザインを一新、また、ブラウザの機能のコントロール化によって、拡張性・操作性を大幅に向上させました。これによって、TV映像表示部分であるTVコントロールエリアに対し、動画キャプチャーなどの各種機能をモジュール単位 で追加することも容易になりました。(各種追加コントロールは、今後順次発表予定です。)

・コンテンツはTV映像とインターネットの融合
さらに、今回のバージョンアップの大きな特徴は、従来の表示モードに加えて新たにダイナミックモードを追加。受信したHTMLコンテンツが、テレビ映像を含んだ全体の表示レイアウトをコントロールするこのモードは、テレビ番組と連動したWEBページを全画面 で表示し、その中央に現在放送中のテレビ映像を埋め込む、というように、インターネットとテレビの融合を加速し、よりエキサイティングなビットキャスト放送を可能にしました。
この他、受信コンテンツのコピーを指定フォルダへの分類・保存を可能したキャッシュアーカイブ機能、受信データやビットキャストアーカイブの保存先変更とディスクスペース最適化など、ユーティリティ機能を追加したことで、データ管理機能が強化されました。

・動作環境
□CPU;Pentium MMX 200Mhz以上
□サポートOS;Microsoft Windows98日本語版
□必要メモリ;64MB以上
□必要ハードディスク容量;最小30MB以上の空き容量(120MB以上推奨)
□解像度;1024×768以上、16ビットHighColor以上
□サウンド;SoundBlaster互換
□グラフィックアクセラレータ;DirectDraw対応
□ 対応Webブラウザ;Microsoft Internet Explorer 4.0.1日本語版以上

『Bitcast』は、(株)インフォシティが開発したテレビの放送電波にデータを多重化して送信する技術。Bitcast/VBIでは地上波テレビの放送電波の隙間を使って、インターネットのホームページなどを始めとする各種デジタルデータをテレビ番組の進行に同期・連動させて放送することができます。放送とインターネット通 信を融合した新しいメディアとして、関東地域では東京放送(TBS)とフジテレビ、関西地域では毎日放送(MBS)、新潟エリアでは新潟放送(BSN)の各局でそれぞれTBS/MBS/BSN・データパレード、フジテレビbitcast放送としてサービスが行われています。 視聴者は、受信用のbitcastボードとブラウザーをパソコンに組み込み、テレビアンテナをつなぐだけで、テレビ局から放送される番組に関連した情報や、ホームページなどを無料で受信することができます。 さらに、受信したコンテンツからシームレスにインターネットに接続できるため、様々な双方向サービスを可能にします。