January 16, 2002

PC向け統合テレビアプリケーション
“bitcast browser ver3.0” OEM供給の開始

株式会社インフォシティは、bitcast browser ver.2.1の後継バージョンであるbitcast browser ver3.0の開発を完了し、2月よりOEM供給を開始いたします。 bitcast browser ver3.0では、さまざまな機能強化とともに、それぞれの機能をより使いやすくするために、ユーザーインターフェースを一新しました。前バージョンに比べて直感的でさらに使いやすく、軽快に動作するようになっています。また、WindowsXPにも対応している他、Windows98SE/ME/2000のOSにも対応しています。 画面は「テレビ」、「全画面」、「ミニTV」、「データ」の4つのモードを備え、視聴状況に応じてお好きなモードがワンタッチで選択できます。録画方式は、WindowsMediaVideo(MPEG4ベース)とAVIの2方式が選択可能(OEMメーカー様によって変動あり)となっており、どちらで録画された番組も、Windowsに付属のMediaPlayerで再生することができます。 さらには、従来のテレビ視聴、データ放送視聴に加え、字幕放送や文字放送もお楽しみいただくことが可能になりました。
OEM供給による販売は、今春に株式会社アイ・オー・データ様の製品より対応予定で、順次OEMメーカー様へ供給を行ってまいります。また、bitcast browser ver.2.1をお使いのユーザー様向けには、初夏にオンラインによるアップグレード版の販売を予定しています。
さらにbitcast browser ver3.0に「タイムシフト」、「EPGによる録画機能」、「ブロードバンドチャンネル」などの機能強化を図ったbitcast browser ver3.0 Plusの販売も予定しています。ブロードバンドチャンネルは、通常のTV放送に加え、インターネット放送をシームレスにアプリケーションに統合するための機能です。通常のTVチャンネルを切り替えるのと同じ感覚で操作可能な、ユーザーに分かり易いインターフェースを実現します。
インフォシティは、設立当初より“Digital Media Technology”というコンセプトを掲げ、デジタルとメディアに関わるさまざまな開発を行ってまいりましたが、ブロードバンドインターネット・本格的なデジタル放送・第3世代移動体通信時代へ向けて、さらに躍進してまいりたいと考えております。






bitcast browser ver3.0

「利用目的に応じた、4つのモード」

【テレビモード】 (字幕放送)
テレビ画面の上下に録画やチャンネル切替のメニューが配置され、テレビを視聴しながら、bitcast browserの様々な機能をご利用頂けます。
また、字幕放送の番組を視聴中は、図のようにテレビ画面に字幕が表示されます。

【データモード】
テレビを視聴しながら、データ放送をお楽しみ頂けます。
データ放送は、標準ではbitcast放送と文字放送が受信可能です。
また、データ放送を表示している部分では、インターネットに接続し、通常のWebブラウザとしてもお使い頂けます。

【ミニTVモード】
テレビを小さなウィンドウで表示するモードです。
文章を作成したり、メールを読みながらテレビを視聴できます。

【全画面モード】
テレビをモニタ全面に表示します。
チャンネル切替等の操作もキーボードから簡単に行え、パソコンを通常のテレビとしてお使い頂けます。


「WindowsMediaVideo(MPEG4ベース)での録画」(OEMメーカー様によって変動あり)

Microsoftの提唱する新しいストリーミング形式である、“WindowsMediaVideo”に対応し、ハイクオリティな映像を長時間、録画可能です。MEPG2形式と比べ、約3分の1のファイルサイズで保存が可能です。


bitcast browser ver3.0 Plus


「ブロードバンドチャンネル」

【ブロードバンドチャンネルのモデル】   【チャンネルリスト】

ADSLやFTTHの普及により、広帯域を活かしたよりクオリティの高い映像コンテンツがインタネット上に数を増やしてきました。
bitcast browser ver3.0 Plusでは、そのようなインターネットコンテンツをテレビチャンネルと同じように位置付け、シームレスな視聴が可能となります。WindowsMediaServerによる放送型コンテンツや、現在広く普及しているダウンロード型コンテンツ、更にはbitcast browser用に機能拡張された映像コンテンツが視聴可能です。



「EPGによる録画機能」

ADAMS-EPG、i-EPGなど様々な電子番組表に対応をし、感覚的な操作で番組毎の予約録画を可能とします。
WindowsXPやWindows2000では、スタインバイ中でも録画が実行できます。



「bitcast browser ver3.0 Plus で追加されるその他の機能」

【動画ファイルの再生機能】

bitcastから録画したファイル以外でも再生することができます。
また、録画と再生を同時に行う、タイムシフト機能も搭載しています。

【ビデオ管理機能】

大量に録画された映像ファイルの中から、必要なファイルを探しやすい高機能なビデオ管理ツールを搭載しています。
長時間録画、EPG、ビデオ管理機能の3つの機能により、ホームビデオサーバーとしての実現性を持っています

- 動作環境 -
■対応OS Microsoft(R) Windows(R)98 Second Edition 日本語版
Microsoft(R) Windows(R) Millennium Edition 日本語版
Microsoft(R) Windows(R)2000 日本語版
Microsoft(R) Windows(R)XP Home Edition 日本語版
Microsoft(R) Windows(R)XP Professional 日本語版
■メモリ 96MB以上(推奨 128MB以上)
■CPU Pentium・ 233MHz以上(WMV8形式の動画キャプチャを行わない場合)、Pentium ・ 800MHz以上(WMV8形式の動画キャプチャを行う場合)
■グラフィック環境 DirectX8.0以上対応のグラフィックアクセラレーター
■必要ソフトウェアウェア Microsoft(R) Internet Explorer 5.5 日本語版以上
Microsoft(R) Windows Media エンコーダー 7.1
* Microsoft、Windows、Windows Mediaは、米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標または商標です。
* Windowsの正式名称は、Microsoft Windows Operating Systemです。※ビットキャスト方式によるデータ放送は、TBS、フジテレビをはじめとし、全国10局で放送されています。
以上

<お問い合わせ先> 株式会社インフォシティ
担当 : ネットワークソフトウエア開発事業部 吉田
電話 : 03-5469-5620
e-mail : contact@infocity.co.jp


インフォシティのHP : http://www.infocity.co.jp
ビットキャストのHP : http://www.bitcast.ne.jp